『海外移住』は特別なことなのか・・・。
『人生の自由研究』へようこそ。
今回のお題は【海外移住】について書きたいと思います。
だいぶ昔になりますが、妻とこんな話しをしました記憶があります。
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自分:「海外で生活するのって特別なことなのかな・・・?」
妻:「わたしは以前、海外を旅していたから別に特別なこととは思ってないけどね。」
自分:「そうだったね。自分もだいぶ普通のことに感じていたけどね。」
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『海外に住む=特別なこと』
そう・・・日本では海外に行くことは、未だに『特別なこと』の様に感じます。
以前勤めていた会社でも仕事では海外に行く機会は結構ありましたが、プライベートで海外に行くとなると周囲の反応もかなり違うと感じました。
同僚や先輩、上司からは何故か
「すごいね。」とか「お金あるね。」とか言われる始末です。
自分から言わせれば、値段の高いクルマを所有したり、ディズニーランドとかの高級リゾート地に行ったりする方が余程お金持ちの様に感じますがね。(笑)
逆に『海外の人たち』はどうかと言うと、新興国の人たちはどうか分かりませんが日本とだいぶ違う印象です。(とはいえ、日本でもアジア系の人たちを多く見かけますが。)
自分の住んでいる国以外に出るのは、あまり抵抗が無いように感じます。
日本でもコロナ渦以前には、だいぶ海外旅行客が増えていました。
何故にこんなことが起きているのか、自分なりに考えてみました。
※ここからは多少、個人的な解釈も含まれますのでご了承ください。
まず第一に『お金と時間が無い』・・・という考え方が挙げられます。
『海外行く=お金と時間が掛かる』
『海外旅行=贅沢である』
この考え方が多くの人たちの、海外に行く足かせになっているのではと思います。
そして第二に『実際に時間が取れない』・・・というのがあります。
確かに海外に行くには時間が掛かります。
遠い国ならなおさらですよね。
しかし、これも日本人特有の『休むことは悪いこと』と言う考えがネックになっていると考えます。
「海外旅行に行くから長期連休を取りたい・・・。」
なかなか日本の企業体質を考えると言い出しずらいと思います。
自分は平気でしたが・・・ね(笑)
そしてもう一つに『日本の方が安全』・・・という考えも否定できません。
海外が『危険な場所』という考えが未だに根強いのもあると思います。
特に年配の方に「外国って危ないのよね」ってよく言われますね。
確かに行ったこともない場所に躊躇するのも致し方ないとは思いますし、実際治安の悪い場所もあるのは事実です。
いや、それらを差し引いても、そもそも『海外に出る』という概念自体が間違っているのかもしれません。
『日本から出る』・・・そこに既にブレーキがかかっているのかもしれません。
もっと言うと、そもそも海外に興味が無い人達が多すぎる様に感じます。
海外の話しをしても、何処か遠い場所の訳の分からない話しを聞かされている・・・そんな雰囲気がします。
さて、何故自分がこんなことを書いているかと言いますとですね・・・。
オーストラリアで見かけた人たちの中で、日本人より中国・アジア諸国・中東の人たちが多く感じられたのです。
理由としてはいろいろ考えられますが、日本の不況も原因の一つと考えられます。
オーストラリアの物価もだいぶ高かったですし、アルバイトの時給なんか日本の1.5倍以上あるので。
正直、日本の方がだいぶ物が安いです。
(時給も安いですが・・・苦笑)
金持ちの中国人が日本に買い物に来るわけですね。(笑)
バブル期に日本人が、海外に買い物をしに行ったようにです。
そうそう、インドネシアに行った時には現地のタクシードライバーに
「今の日本人はあまりお金持ってないね~。」
と言われた時には、さすがに何も言えませんでしたね・・・(苦笑)
移住者の数もだいぶ少ないみたいです。
移住規制も年々厳しくなっています。
聞いた話しでは、今後様々な国で移民規制などが厳しくなって、海外移住がしずらくなるらしいです。
ちょっと、この話は長くなるのでまた機会にしますが・・・。
そういえば、誰かがこんなことを言っていました。
「多くの人は、お金と時間が無いのを理由に、自分のやりたいことを諦めている。お金と時間ではなくやる勇気が無いだけだ。」
う~ん、確かに一理あると思いますね。
『メンタルブロック』なんていう言葉もある通り、自分の出来る事はここまで・・・と言うような線引きをしてしまっているんですかね。
勿論、大統領になるとか世界を変えるなんて言う、大それた夢はさすがに無理かもしれませんが・・・(笑)
では、どこまでが自分の実現可能な 『夢』なんだ?
と、言うことになってしまうんですが・・・。
それはですね。
自分の中の『こうなりたい』という気持ちの強さがどれだけあるか・・・という言うことです。
例えばですね・・・。
自分に例えると『ラジコン』が大好きなわけです。
好きな事に対しての気持ちが強ければ、多少の苦労などは平気なはずですよね?
実はそういうことなんです。
『自分の好きな事 = 気持ちに強さ』
と言うことなんですね。
ですから逆に考えれば
『こうなりたい』や『これがしたい』ということが大好きな『物』や『事』であれば良いわけです。
残念ながら自分は以前、『大好きだった物』が『大嫌いなモノ』になってしまいました。
そして、残された『大好きな物』のために新天地を模索していたのです。
その時に妻も、丁度海外に出る計画を練っていたのです。
そして自分もその時
(そうだ、いっそうのこと海外に出れば、もっと好きなことが自由に出来るかもしれない・・・)
そう思って飛び出したわけです。
そして、この新天地『オーストラリア』で3年間を過してきた訳であります。
オーストラリアは日本よりも、ずっと自由で魅力的な国でした。
妻と息子は、この『自由な国』で『自由な生活と学習』を満喫しています。
自分も少し落ち着いたら、もう一度オーストラリアへ・・・そんな風に思っています。
話しがだいぶ横道に逸れてしまいましたが、『日本の中でだけ生きて行ければいい』という『島国根性』はいい加減に捨て去らないと、日本は衰退の一歩を辿るということを認識しなければいけないのであります。
考えても見て下さい、日本から世界的に活躍している人物や企業がいかに少ないかを・・・。
今後日本を発展させ、そしてより豊にするヒントは実は海外にある、と自分は思うのですが・・・。
皆さんはどう考えるでしょうかね?
では、また (=゚ω゚)ノ
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